11月9日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《決算シーズンも盛り上がりに欠ける》

本日の日経平均は、29，285.46円221.59円安と続落して終えました。

米国株は3指数ともに上昇し、日本株にも堅調な動きが期待されましたが、本日も下落となりました。

寄付きから200円越えの上昇を見せるも、後場に入り大きく値を崩す展開で節目の29,500円を割り込みました。

為替も円高に振れ、アジア株の軟調具合や米株先物の下落が値を崩す要因となったようです。

決算シーズンにしては買い手もおらず、賑やかさに欠ける状況が、今の日本を取り巻いている現状をよく表しています。

経済対策も18歳以下が支給対象と、インパクトに欠ける内容で、今後このような現状では岸田政権の期待外れ感が蔓延し、また日本だけがコロナ回復相場から出遅れるような状況を生み出しそうです。

記：宮本　直輝