8月23日【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《自律反発　もうひと段階には材料足らずか》

本日の日経平均は、27，494.24円480.99円高と反発して終えました。

週末のＮＹダウは上昇。年内の緩和縮小懸念の後退が株価を押し上げた模様です。

日本株は先週に1000円近く下落しており、反発した形です。22日に行われていた横浜市長選挙では野党系の市長が誕生し政局リスクも高まったが、ある程度織り込み済みだったようです。

ただ今日の上げは相場の回復を示したものではなく、先週までの下げた分の反発と見るべきかと思います。当面の国内の懸念は政局がどうなるかということであり、選挙結果を受けて新たな経済政策でも出てこないことにはもう一押しはなさそう。

27日のジャクソンホール会議までは27,500円を挟んだ動きになりそうです。

記：宮本　直輝