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9月22日【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《日米イベント終了。米利下げ継続期待から金融相場期待?》
2025年09月22日
おはようございます。週末のNYは、ダウが46,315.27㌦172.85㌦高。ナスが22,631.48㌽160.75㌽高。SP500が6,664.36㌽32.40㌽高。為替が147.95円近辺。オイルが62.49㌦。VIXが15.45。CME日経先物が現在45,040円5円安近辺です。
日米金融イベントが終了し、新たな動きがスタートします。米国は、トランプ大統領の関税や移民問題などと規制緩和や減税をする政策転換を推進する為に世界を巻き込んで大きな渦となりました。関税政策が一定の目途が立つと共に短期的に景気・雇用の減速が出始めました。その為、FRBも利下げを再開しました。想定では後2回の利下げを年内にと推定され、マーケットは逆業績相場のマイナスと利上げから景気浮揚支援からの金融相場期待の混在相場がスタートです。短期的には、景気減速や雇用不安などマイナスが先行する可能性も有りますが、ハイテク分野や自動車に造船・エネルギー分野への内需振興から景気の底入れから再浮揚への動きへと加速しそうです。一方、国内は日銀が現状維持もリートやETFの売却と金融正常化への動きを継続する姿勢を表明しました。利上げに付いては、年1回を想定も国内外の動き次第となりそうです。特に問題は国内政治であります。新たな政治の枠組みと政策が決まらないと金融政策も決めれないと考えます。自民党総裁選の後、どうなるのか注目です。また、解散総選挙が有るのであれば、大きく日本の今後が変わる可能性があり注意が必要です。
記:中島肇