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7月14日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《東京は売り基調、円安推移で戻すも引け軟調、上値は重い??》
2025年07月14日
本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は日経平均が39,459.62円110.06円安。TOPIXが2,822.81㌽0.43㌽安。グロース250が747.50㌽0.98㌽安。為替が147.32円近辺。CMEダウ先物が現在44,354㌦17㌦高近辺です。
本日の東京市場は、米国株安に、トランプ大統領によるEUやメキシコへの関税報道や、国内での参議院選への不透明感を嫌気し、寄付から売り先行で始まりました。
売り一巡後は、米国の長期金利の上昇により日米金利差を意識したか、円安・ドル高に推移し、日経も一時プラスサイドに転換する場面も見られましたが、伸び悩み、引けはだれて終わりました。
買い手控えか、プラスに転換しても、上値を窺うエネルギーは乏しいものと思料します。
米国では今晩は経済指標等の発表はないものの、明日からは、CPI、PPI、6月の小売売上高など、連日経済指標の発表を控えており、引続き、国内の参議院選の動向や、トランプ関税の不透明感が意識され、手掛かり材料に乏しい展開が続くと思われます。
記:原田 和之