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7月9日【NFG投資顧問 プロが提供するモーニングサマリー】《トランプ関税再燃。円安から日経はしっかりも、あくまで短期!》
2025年07月09日
おはようございます。昨晩のNYは、ダウが44,240.76㌦165.60㌦安。ナスが20,418.46㌽5.94㌽高。SP500が6,225.52㌽4.46㌽安。為替が146.72円近辺。オイルが68.14㌦。VIXが16.81。CME日経先物が現在39,960円271円高近辺です。
トランプ関税問題再燃から、ダウは下落して終わりました。インフレ加速と景気減速との天秤から、目先円安となっています。
8月1日の関税施行で延長はないとのコメントから、月末まで各国がどのような交渉を行うか注目です。日本も昨日は、交渉延長期待と政府からコメントも出ていましたが、結果は月末までの執行猶予となりました。
参院選もですが、交渉時間は少なく、8月から25%の関税を受け入れる可能性が高まってきます。また、トランプ大統領から銅の追加課税と薬品についても言及があり、自国主義を貫徹する姿勢に変化はなく、各国対応を迫られそうです。日本も、米国とそれ以外の国々との貿易拡大や、内需拡大など迫られそうです。
記:中島肇