7月8日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《トランプ関税ショックも円安でハイテク上昇！問題は選挙？？》

本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は、日経平均が39,688.81円101.13円高。TOPIXが2,816.54㌽4.82㌽高。グロース250が732.29㌽14.22㌽高。為替が146.14円近辺。CMEダウ先物が現在44,680㌦273㌦高近辺です。

本日の東京市場は、寄付がトランプ関税発表から、値を下げて始まりましたが、為替が円安に振れ、ハイテク中心に値を戻しプラスで引けました。実際の関税執行が来月頭と執行猶予がついたことから多少の期待と、思ったよりも関税率が低かったとの認識から、全体としては、落ち着いた動きに終始しました。

しかし、参院選の結果と米国の要望に対して応えられるかが、ポイントになります。自動車・米・為替について、何らかの答えを出せるか、石破政権・自民党の正念場となりそうです。

一方米国は、減税法案通過と不足する資金を関税で補うことが必須であり、各国交渉もゼロにはなりそうにありません。

記：中島肇