7月1日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《月変わりでトランプ関税第二幕へ！日本は？交渉決裂？？》

本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は、日経平均が39,986.33円501.06円安。TOPIXが2,832.07㌽20.77㌽安。グロース250が733.65㌽14.60㌽安。為替が143.64円近辺。CMEダウ先物が現在44,345㌦250㌦高近辺です。

7月相場入り早々、トランプ関税第二幕へ、です。日本に対してかなりの不満をテレビでコメント。自動車に米について不満を吐露、日本企業の米国への投資は良いが、米国からの輸入障壁に対する回答がないと思われます。当初から言われていた問題に対しての答えが出ていない。

具体的に言えば、ソフトバンクや日本製鉄にホンダなど個別企業の投資は良いが、あくまで個別企業の投資であり、政府としての関税問題解決へ輸入を増やす話が出ていないと考えます。トランプ大統領からの当初からの課題としての問題に対する答えがない。また国内では、米の増産で農業を守るやらのコメントや、昨日はハーレーに排除命令などトランプ大統領を逆なでするニュースばかりです。米国が求める回答がなければ、来週で関税交渉は終わります。マーケットは最悪を織り込む動きと、トランプ大統領の要求を呑む動きを織り込みに行きそうです。

記：中島肇