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6月11日【NFG 投資顧問・プロが提供する。イブニングサマリー】《米中会談は、進展有りも延長戦へ!!国内は、参院選モードへ》
2025年06月11日
本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は、日経平均が38,421.19円209.68円高。TOPIXが2,788.72㌽2.48㌽高。グロース250が764.61㌽4.47㌽高。為替が145.15円近辺。CMEダウ先物が現在42,823㌦43㌦安近辺です。
本日の東京市場は、注目の米中会談の結果待ちからスタート、期待から大幅高で始まりましたが、会談の内容から下落。プラスで終わりましたが、今晩のNYでトランプ大統領からどの様なコメントが出るか注目となりそうです。
とりあえずの問題である、レアアースに付いては輸出再開も他の事に付いては、延長戦へ突入した感じです。
関税・為替・薬物問題に安全保障など、「狐と狸の化かし合い」が継続となりそうです。
一方で日本は、明日の国会で党首討論があり解散とはならないものの、内容次第で参院選の結果に影響が出て来そうですので注目です。
グローバルでマーケットの変革期となっており、7月までは気が抜けない状況が継続しそうです。機関投資家の新年度運用方針が決まる時期ですが、やはり国債のデュレーションの見直しが継続、超長期から長期・中期へのシフトは継続となりそうです。
当面は、中期の人気から利回り低下から円安に振るも、当月のオペレーションとなる可能性が高いと思われます。
記:中島肇