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6月9日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《米中直接対決は中休みで好感も、先々は読めないが継続!!》
2025年06月09日
本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は、日経平均が38,088.57円346.96円高。TOPIXが2,785.41㌽16.08㌽高。グロース250が748.76㌽3.12㌽高。為替が144.28円近辺。CMEダウ先物が現在42,741㌦21㌦安近辺です。
本日の東京市場は、週末のNYを受けて三指数共に上昇して終わりました。米中直接対決が緩和へ向かうことへの期待と、米景気の腰の強さを好感した結果であります。しかし、未だ途上であり、結論が出るのは先である。米中に関しては一部緩和であり、全体的には当分バトルが継続されそうです。直接的な貿易と迂回輸出を含む間接貿易に関しては、今後も中間国への課税や規制から、中国に対しては当面締め付けが継続しそうです。
日本については、諸説思惑があり、現政権との交渉は先送りにしたい米国の思惑と日本の米中二面外交への不信があり、日本の要望を完全に聞く感じではなく、やはり、日本国内の問題の是正が必要と思われます。
食品・自動車・消費税と当初からの米国の要望に対して、何の回答も出来ていないことが現政権への疑念となっている感じがします。
記:中島肇