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5月1日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《5月相場開始!トランプ関税ショックの調整開始!!》
2025年05月01日
おはようございます。昨晩のNYはダウが40,669.36㌦141.74㌦高。ナスが17,446.34㌽14.98㌽安。SP500が5,569.06㌽8.23㌽高。為替が143.03円近辺。オイルが58.35㌦。VIXが24.70。CME日経先物が現在36,270円224円高近辺です。
昨晩のNYは、月末でGDP他、足元の景気指標と企業決算から乱高下でした。寄付はGDPがマイナスとなり、ショック安となりましたが、消費関連や雇用関連指標の内容などから、景気の足が強いとの判断から買い戻され、引けにかけて好決算もありダウはプラスで終わりました。
4月は、トランプ関税ショックで最悪シナリオを織り込む動きと、各国の動静と関税交渉の進捗を見ながらの動きとなりました。交渉については、既にインドが締結寸前まで来ており、日本に関しては本日から2回目交渉がスタートします。マーケットは既に当面の最悪を織り込みつつあります。今後は、関税がどの程度で落ち着くかと、影響がどれぐらいに広がるかを見る動きとなります。
但し、各国共にマイナスを補う動きも出て来ると考え、落ち着き所を探す5月となりそうです。
米国もマイナス先行から調整への動きで、次は、景気対策に雇用対策、減税などプラスの動きが徐々に加速すると思われます。最終的な相手である中国に関しては、貿易だけでなく安全保障面や対ロシアとの関係もあり、長期戦となります。日本も新たなグローバル経済で新たな関係構築と、徐々に高まる円高圧力から内需主導の経済対策など期待したいと考えます。
記:中島肇