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4月16日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《トランプ関税交渉の行方と半導体・医薬関税の行方?円高も》
2025年04月16日
本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は日経平均が33,920.40円347.14円安。TOPIXが2,498.03㌽15.32㌽安。グロース250が629.81㌽11.06㌽安。為替が142.34円近辺。CMEダウ先物が現在40,339㌦29㌦安近辺です。
本日の東京市場は、トランプ関税交渉の行方や半導体と医薬品に対する関税の不透明感などに加えて、ザラ場海外先物から下落するにつれ円高となり日経平均も一時600円安近辺まで売られましたが、引けにかけて米先物が戻ると同時に値を戻して終わりました。対中バトルは長期化しそうな中、いよいよ先頭バッターの日本が交渉に入ります。どの様な、交渉材料を持って行っているかポイントですが、相手が財務長官ですので、やはり、為替や先に言われている農産物の関税率見直しがメインとなりそうです。消費税についても指摘されそうで、日本が何処まで条件を呑むのか注目です。ザラ場、ホンダが日本国内で生産している車種を米国に移転との話も出て来ており、自動車については企業が中心に譲歩している事から、やはり農産物における為替・消費税が交渉の中心となりそうです。
記:中島肇