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4月16日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《トランプ関税考慮時間?ラスボス対決と日本の交渉の行方?》
2025年04月16日
おはようございます。昨晩のNYは、ダウが40,368.96㌦155.83㌦安。ナスが16,823.17㌽8.32㌽安。SP500が5,396.63㌽9.34㌽安。為替が143.26円近辺。オイルが61.34㌦。VIXが30.12。CMEダウ先物が現在40,410㌦41ドル高近辺です。
トランプ関税がいよいよ各国との交渉ステージに進み、先ずは日本との交渉が始まります。ラスボス中国とはチキンレース化しており、ここは圧力と交渉とお互いの意地というところで、時間はかなり必要と考えます。中国からは、ボーイングの機体受領中止など強硬な姿勢が出てきており、米中対決が貿易と安全保障での陣取り合戦となって来ています。先ずは日本。ここでの交渉を世界が注視しており、世界の見本・お手本となるのか石破政権の手腕が試されます。又マーケットは、不明瞭な先行きを見据えた決算が出てきており、足元と共に注目が移りそうです。また、国内の自動車メーカーは既に動き始めており、米国での生産を増強するとの方針による影響は最低限で終わる可能性も出てきています。生産拠点の多角化が功を奏しそうです。
記:中島肇