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4月9日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《追加関税発動、まだまだリスクオフは続く?!》
2025年04月09日
本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は日経平均が31,714.03円1,298.55円安。TOPIXが2,349.33㌽82.69㌽安。グロース250が573.09㌽16.08㌽安。為替が145.32円近辺。CMEダウ先物が現在37,302㌦343㌦安近辺です。
本日の東京市場は、米国株大幅安の地合いや、為替が1ドル145円台と円高・ドル安に向いたことを嫌気し、朝方から大きく売られて始まりました。その後一旦下げ幅を縮小したものの、13時01分の追加関税の発動後、ダウ先物が安く推移していることなどを受けて、日経は一時1,700円を超す下げとなり、引けではやや戻したものの。32,000円割れで終わりました。
米国では、ダウ先物が軟調に推移しており、売り先行での取引が予想されます。また、FOMCの3月の議事要旨が発表されますが、追加利下げには慎重なスタンスが継続すれば、政策への期待は望めず、明日のCPIの結果で、どのように動くかが試されるところです。
日本でも、今夕、市場安定化に向け、日銀、財務省、金融庁が3者会合を開催される予定です。
いすれにしても、約70か国が米国との交渉を求めており、それらの結果によって、動きが出るものと思われます。
記:原田 和之