マーケット情報
12月15日 《マーケットコメント》
2020年12月15日
12月に入り足踏み状態が続いていますが、直近では、15日からの米FOMCの開催、週末の日銀政策決定会合などを見極めたい等もあります。また、本日の各紙面において、GoTo全国一斉停止掲載も更に買い控え要因でもあるようです。
菅政権の脱炭素に向けた国策においては、クリーンエネルギーとして水素が中心的な燃料として期待されています。直近での水素関連銘柄の物色が連日続いていたことがその証です。また、これに加え、蓄電池の物色も更に継続されることでしょう。
物色業種では、紙パルプ・ガラス土石製品が散発に買われています。
また、テーマでは、災害対策一角・半導体の超値がさの一部・遠隔医療の一角・電池関連一角・中国関連一角・環境関連一角が物色されています。半導体において、下げ過ぎの超値がさ銘柄には、すかさず買い物が入ってくるのがこの業種の特徴でしょう。
記:松田至朗