7月4日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《米国は足元の減速確認も、現状維持に利下げ期待で金融相場へ？》

おはようございます。昨晩のNYはダウが39,308.00㌦23.90㌦安。ナスが18,188.30㌽159.54㌽高。SP500が5,537.02㌽28.01㌽高。為替が161.62円近辺。オイルが83.67㌦。VIXが12.09。CME日経先物が現在40,660円79円高近辺です。

昨晩は足元の景気指標に、雇用関連指標も弱含み、利下げ期待が上昇し長期金利が低下、ハイテクを中心に堅調な動きとなりました。金融相場のような動きとなりそうも、ここは正常化への動きなので、景気低迷もインフレが外部要因で継続するならば、利下げは少し先となる可能性もあり、当面一喜一憂の動きとなりそうです。

為替も瞬間162円近辺まで売られ、円は対ユーロでも売られ金利が云々の前に、日本経済が最悪への動きの一環と言えそうです。

現政府の円安容認をマーケットは認識しており、日銀も当月末迄何もしないことから、円安が更に進行する可能性が出て来るかも知れません。円安プレミアムで上昇したハイテクも、今後は注意です。

記：中島肇