4月22日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《中東一服も米ウクライナ予算通過で今度はロシア？》

おはようございます。週末のNYはダウが37,986.40㌦211.00㌦高。ナスが15,282.01㌽319.49㌽安。SP500が4,967.23㌽43.23㌽安。為替が154.58円近辺。オイルが82.07㌦。VIXが18.71。CME日経先物が現在37,265円196円高近辺です。

週末のNYは、中東イスラエルのイランへの反撃が限定的に終わり、報復合戦が収束するのではとの期待から落ち着き、ダウは反発しましたがナスダック・ＳP500は継続で下落しました。

本格化する決算への不安も出始めており、今週は神経質な展開となりそうです。

日本も同様に決算が出はじめ、米国次第では更なる下落もありそうです。

足元の経済指標や月末の日銀の動きにも注目が集まると思われ、為替も神経質な展開となりそうです。

また、米国のウクライナ支援が通る見通しとなり、中東に加えて改めて欧州の動きも注意となりそうです。

中国についても現在息を潜めていますが、景気後退が進行しており、こちらも注意が必要です。

日本については、中国懸念・インフレ・円安・米国半導体の頭打ちに国内政治不安とマイナス要因が多数あり、当面は悪材料を織り込む動きが先行しそうです。

記：中島肇