4月16 日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《引続き地政学リスクに注視！》

本日の東京市場は日経平均が38,471.20円761.60円安。TOPIXが2,697.11㌽56.09㌽安。グロース250が661.60㌽19.15㌽安。為替が154.33円近辺。CMEダウ先物が現在37,952㌦216㌦高近辺です。

本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は三指数共に大幅に下落して終わりました。緊迫する中東情勢に、アメリカのインフレ基調の継続などを嫌気しての下落でした。特に日本に関しては、緊迫する中東情勢から資源価格の上昇や原油の調達リスクなどに加えて、急激に加速する円安からの輸入物価上昇が、景気後退リスクへ向かうのではないかとの警戒も加わり、リスクオフとなっています。

中東・中国・ウクライナと、なかなか鎮静化しない地政学リスクの長期化が、グローバルでインフレ圧力を強めています。

国内については、物価上昇から小売りや食品や内需全般のダメージが大きくなり、消費減速懸念が大きくなりつつある事が警戒感を呼んでいます。

記　中島　肇