3月7日【NFG 投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《為替・株価共に動き出す。アメリカの方向性確認！！》

本日もお疲れ様でした。本日の東京市場は日経平均が39,598.71円492.07円安。TOPIXが2,718.54㌽12.13㌽安。グロース250が765.78㌽9.98㌽安。為替が148.59円近辺。CMEダウ先物が現在38,669㌦8㌦高近辺です。

本日の東京市場は、アメリカのスーパーチューズデーでトランプ氏が共和党の代表となる事が、粗確定しトランプリスクを意識するようになると同時に、FRB議長の発言から年内とは言え利下げを明確とした事から、一気に円高へ動き始め、日経225を中心に全体的に大きく売られる展開となりました。またトランプリスクは、特に対中国に向けて制裁強化を打ち出し、日本を含む世界全体での関税を１０％課税するなど、グローバルで大きく変化する可能性が大きくなりつつあり、リスクでは無いものの、今までの相場からの転換を示唆する事となりました。

また、当月から来月の更なる物価上昇が出ており、月末の日銀決定会合での金融緩和解除への動きも加速しそうであり、更なる円高へのバイアスが強化されそうです。

ついては輸出・ハイテク企業にはマイナスとなる事から、大きなリバランス・アロケーションの動きが出て来そうです。

記：中島肇

《為替・株価共に動き出す。アメリカの方向性確認！！》