10月10日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《　欧州の次は中東でドンパチ！拡散すると原油価格が上昇し・・・　》

おはようございます。

昨晩のNYはダウが33,604.65㌦197.07㌦高。ナスが13,484.24㌽52.90㌽高。SP500が4,335.66㌽27.16㌽高。為替が148.37円。オイルが86.40㌦。VIXが17.70。CME日経先物が現在31,300円305円高近辺です。

週末から始まったイスラエルでの戦争状態で原油価格が一時急騰するなど中東全域への拡大を懸念する声も出ており一旦売られる場面も有りましたが後半持ち直し三指数プラス圏で終わりました。

NYの上昇と共に地政学リスクが拡大する事から安全通貨である円に資金が流れ円高への動きとなりました。

今後については、ウクライナが冬場に入り改めて膠着状態となる事に加えて中東での戦争が周辺国へ拡大しないか今後の進展次第では更に原油価格が上昇する可能性も有り注意が必要となります。現状アメリカはイスラエル側であり日本も岸田総理のコメントからイスラエル支持を表明しております。今後の経過次第では１０％～２０％の株価下落が先物中心に有るかもしれないと思われ当面注意が必要となります。激化すれば為替は更に円高への動きも想定されハイテク・輸出株に付いてはマイナスとなりそうです。

記：中島肇