10月4日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《　様々な懸念要因重なり5日続落　》

本日の日経平均は、30,526.88円711.06円安と大幅続落で取引を終えました。

昨日の米国市場は大幅下落。強い雇用指標から利上げ長期化の懸念、つなぎ予算を成立させたマッカーシー下院議長が解任され、先行き警戒感から売られた流れを日本時間も引き継いだ流れです。

米国でも長期金利が上昇を続けており、日本１０年債も約10年ぶりの高水準で推移しており、警戒感はかなり高まってきています。

今晩のADP雇用リポートでは前月からの減少が予想されていますが、解離に予想以上の伸びを見せた場合、リスク回避でさらなる売りにつながりそうです。

ISM非製造業景況指数を含め雇用統計に向けて注目が集まっています。

記：宮本　直輝