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9月21日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《 FOMCのタカ派発言も利上げ最終?後は日銀次第で動きに変化?? 》

2023年09月21日

おはようございます。

昨晩のNYはダウが34,440.88㌦76.85ドル安。ナスが13,469.13㌽209.06㌽安。SP500が4,402.20㌽41.75㌽安。為替が148.31円近辺。オイルが89.32㌦。VIXが15.14。CME日経先物が現在32,720円303円安近辺です。

昨晩のNYはFOMCの結果を受けて引けにかけて急落。想定通りで今回は見送りで年内あと1回との話。これはオイル価格と雇用を見極めての保険と考えます。10月、11月と雇用が悪化すれば利上げ停止もインフレが上昇ならもう一回です。アメリカは今回でほぼ先の動きが決まりました。NYの株価はFOMCをタカ派と捉えての下落も今回かなり織り込むと考えます。後は、日銀がどう動くのかが年内の鍵となります。輸入大国の日本がアメリカ以上にインフレ圧力が強い状況もこれ以上の政策期待は出来ず、金融緩和に動くのかです。冬場に向けてガソリン・ヒーティングオイルの上昇は直接家計にダメージとなり運送業に電力費用なども更に上昇する可能性が出てきています。全体としのコスト上昇が年末に向けて大きくなります。日銀がYCCだけで現状維持となれば、ドル建て資産へ資金が流出する事となり更なる円安が加速する事になります。このままであれば150円を抜けて160円手前辺りまでの円安となる可能性があると考えます。日銀も政府もいよいよ土壇場になる可能性が高く。このままであれば自民党・内閣支持率の更なる低下となるでしょう。米国は粗見えましたが問題は日本政府・日銀となりそうです。日銀がそのままで円安進行ならばハイテク・グロース。金融緩和解除ならば金融やバリューへとなりそうです。当月は未だ動きが無さそうな感じもあり円安が加速するとなれば目先はハイテク。年明けからバリューとなるかです。

記:中島肇

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