９月20日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《　FOMC結果待ち。利上げなくとも日本売りが加速化？　》

おはようございます。

昨晩のNYはダウが34,517.73㌦106.57㌦安。ナスが13,678.19㌽32.05㌽安。SP500が4,443.95㌽9.58㌽安。為替が147.72円近辺。オイルが90.70㌦。VIXが14.11。CME日経先物が現在33,045円197円安近辺です。

本日も海外イベントが多数。特にFOMCの結果待ちもどちらにしても利上げ終盤戦で今回無しが多数です。アメリカは臨機応変ですので後1回はあるも現状維持継続となりそうです。長期金利４％UPはやはり限界があると考えます。

さて最悪は日本。日銀は金融緩和解除へ牛歩戦術ですが待ったなし。政治・政策の停滞にこれからの増税に資源価格上昇に円安（日本売り）で更に物価だけが上昇していきます。既にこのままであれば為替が160円台との声も出始めています。物価上昇に円安が加われば更なる実質所得の低下に社会保障増に増税のトリプルパンチに加えて中小企業の倒産も増加しそうです。早々に金融緩和解除に減税に規制緩和を実施しないと日本売りが加速しそうですので危険です。現在の政権は日本経済・国民生活よりも財政の健全化しか見てませんので危険です。

さて、本日の相場はFOMCの結果待ちで動きませんが一部のバリューと金融のセクターは堅調に推移しそうです。中間配当狙いも多少はありそうです。

記：中島肇