８月３日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《　アメリカが風邪を引くと日本は肺炎に？ 内容の有るアメリカは強い。　》

おはようございます。

昨晩のNYはダウが35,282.52㌦348.16ドル安。ナスが13,973.45㌽310.47㌽安。ＳP500が4,513.39㌽63.34㌽安。為替が143.31円近辺。オイルが79.72㌦。VIXが16.09。CME日経先物が現在32,275円427円安近辺です。

昨晩のNYはご承知の通り格付け会社からの米債格下げで金利が上昇し株が大幅下落。本日もその地合いを継続しそうです。雇用指標も想定以上で足元の堅調さも相まって高金利の長期化が意識された感じです。個人的に格付けについては企業・個人の主観であり実態とはかなり乖離があると考えています。米国の今の状況から考えるとしょうがないのですが足元の景気については一人勝の状態が継続しています。今後直ぐでは無いですが格上げも改めてです。もう少し言いますと現在のアメリカはウクライナにコロナからの立ち直りの最中で正常化への途中である事は変わらないので。しかし、システム取引が主体の市場ですので暴走はしょうがないと思います。上下にオーバーシュートですので。因みに日本とアメリカは本質的に異なります。日本は未だ経済も立ち直らない所で大増税にインフレですのでどうにもです。アメリカ以上にボラタイルな市場ですのでご注意下さい。

記：中島肇