8月2日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《　金利高で先行き不安　》

本日の日経平均は、32,707.69円768.89円安と3日ぶりに大幅反落して取引を終えました。

米ISM製造業景況指数は予想を下回りましたが、経済のソフトランディング期待からダウは堅調。

日経平均はナスダックの下落を受けて売り優勢。米国長期金利の上昇を警戒したハイテク・グロース株の下落が重しとなり引けにかけても値を崩しました。

米国長期金利が4％を超えてきておりハイテク株中心に重い展開でしたが、日経平均も好決算銘柄以外はほぼ全面安展開でした。

国内でも長期金利は0.6％台ですが、これ以上の上昇となるといっそう円高が進む可能性があり、株価への影響も大きくなる可能性があります。

本日の米国はADP雇用統計が発表されますが、予想では大幅な減少が見込まれ売り先行となりそうです。

記：宮本　直輝