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6月28日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《 海外の落ち着きと先物高から上昇もボラの高い相場が継続か・・ 》

2023年06月28日

本日もお疲れ様でした。本日の日経平均は33,193.99円655.66円高。TOPIXが2,298.60㌽44.79㌽高。マザーズが806.27㌽7.61㌽高。

為替が143.96円近辺。CMEダウ先物が現在34,178㌦251㌦高近辺です。

本日の日経平均は昨晩のNYの反転を受けてコピー相場でのリバウンド相場。インデックス・ハイテクを中心に反発でした。国内要因は皆無であります。

欧州の中央銀行首脳会議から今後の金融政策について論議されていますが概ね日本以外の方向性が出てきており当面は米国への資金シフトの動きは調整があるものの継続しそうです。

但しFFレートが6%を超えると10年債が4%を超えてきそうであり、景気後退と金融リスクが増加しそうですので注意は必要であります。そこまでで抑え込める様であれば更にバブル可能性が出てきます。

一方に日本は問題が山積しており日本だけがこのままであれば企業業績の後退と実質賃金の低下、内部留保が減少しており金融機関からの借り入れが増加しそうです。7月でYCCの見直しにマイナス金利政策の解除への方向性が出るのか注目です。

いずれにしても金融政策の変更が年内と考えるのであれば下期から企業の為替の予約等に影響が出て来る事から徐々に円高への動きとなりそうです。

また、短期筋の円ショートの残高もピークとなっており急激な円高への動きに注意が必要と考えます。然るにハイテクよりも内需バリューへの転換もありそうです。今回ハイテクが戻るようであれば一旦の売り場となりリバランスから下落時に内需バリューの買い下がりとなりそうです。

記:中島肇

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