5月11日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《　CPI通過も依然方向感見えず　》

本日の日経平均は、29,126.72円4.54円高と小幅反発して取引を終えました。

昨晩のNYは続落。4月CPIでインフレの鈍化基調が確認されたため、利上げ停止観測が高まり上昇スタートも、根強い景気後退懸念もあり、ダウ平均は3日続落で取引を終えました。

日経平均も米株安と円高を受けて下落スタートも買戻しの動きもあり小幅に反発して取引を終えました。

CPIの結果からも鈍化ペースは緩やかであり、市場が期待している利下げに関してはやはり時期尚早と言わざるを得ない結果でした。

日経平均も決算が一巡するためここからは調整売りに押される局面に入ってきそうです。

今晩の米国市場も債務上限やPPIに警戒感があり、大幅な上昇は考えづらい局面かと思います。

記：宮本　直輝