3月16日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《　金融不安は落ち着きを見せる　》

本日の日経平均は、27,010.61円218.87円安と反落して取引を終えました。

昨晩のNYは金融危機懸念で軟調な展開。その後、救済報道などで持ち直しましたが、日経平均は軟調な展開を引き継ぎスタート。ただ米株同様下げた後は買戻しも入り下げ幅を縮めました。

ここ最近は金融に関するニュースで乱高下となっており、トレードするには非常に難しい局面が続いています。

また注目されていたFOMCでの利上げ幅も1週間前とは全く違う予想になっており、FRBにもかなりのプレッシャーがかかっています。

本日はECBの定例理事会がありますが、ここまでタカ派姿勢を見せていたECBが直近の金融不安を受けて態度を変更するのかに注目が集まっており、来週のFOMCにも影響を及ぼすと思われます

本日の米国市場もECBの利上げ幅によってはより一層の売り展開になると考えられます。

記：宮本　直輝