12月21日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《　5日続落で底が見えない　》　

本日の日経平均は、26,387.72円180.31円安と続落して取引を終えました。

昨日の米国市場は小幅上昇も方向性の欠ける動きでした。

そんな中、本日の日本市場も寄付き売りから始まると、昨日の日銀ショックを消化しきれないのか下げ幅を広げました。

その後、流石に下げすぎとみたかプラス圏に浮上するも勢い続かずマイナス圏に再度転落し取引を終えました。

黒田総裁は引き締めへの方針転換ではないとの言葉を発していますが、市場全体は緩和縮小との見込みが強く、さらなる下落となれば為替は120円台もありえるような状況になっています。

ここまで円安を追い風としていた部分もあることから、これ以上の円高となれば輸出株を含めて上値は重たくなると思われます。

米国もサンタクロスラリーへの期待感は薄く、動きづらいと思われます。

記：宮本　直輝