12月16日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《　高金利状態継続で円安再開　》　

本日の日経平均は、27,527.12円524.58円安と反落して取引を終えました。

昨晩の米国は欧米共に金融政策を継続していくというタカ派発言があったことで、売り先行。小売り売上高も予想以上の悪化で景気後退懸念が広がり、終日軟調な推移となりました。

日経平均も終日軟調な推移となりましたが、27,500円は割らずに終えることは出来ました。

昨年末の金利見通しは大きく外れる結果となり、今後も継続した高水準で維持する見込みで、世界的に金融引き締めが長期化することになります。

年明けは景気後退を織り込みながらの動きになると思われ、厳しい年明け以降の相場になりそうです。

本日の米国は前日の大幅安からの反発に期待したい。

記：宮本　直輝