10月14日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《大幅反発も本格的な反転とはいえないか》　

本日の日経平均は、27,090.76円　853.34円高と大幅続伸して取引を終えました。

本日の日経平均は、5日ぶりに大幅反発。

NYダウの堅調さを追い風に朝からどんどん上げ幅を広げるとあっという間に27,000円台を回復して見せました。

前日のCPIは総じてネガティブな結果で、米株も寄付きからは下げるも高すぎる結果にコアCPIのピークを思わせ、買戻しを呼び込む形となりました。

非常に大きな反発となりましたが、相場が好転したかというのは判断しづらいところです。原油先物価格も90㌦あたりで推移していますが、冬に向けてエネルギー需要は高まってくることから、ここより上昇を見せてくるとネガティブ要因になりそうです。

今晩の米国は昨日の上げ幅分上値は重そうで、主要銀行株の決算などもあることから、上昇局面に水を差す可能性もあります。

記：宮本　直輝