7月13日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《CPIを前に様子見ムード》

本日の日経平均は、26,478.77円142.11円高と反発して取引を終えました。

米国ダウは3日続落。新型コロナ拡大で中国上海の都市封鎖や消費者物価指数の発表を控えていることなどが影響しており、下げ幅を拡大するもナスダックは堅調。日経は昨日大きく下落していたことからリバウンド買いが先行するも、今晩のCPIを警戒し上値が重たかったです。

終始眺め模様の東京市場となりましたが、本日の米国市場も弱含みとはなりそうです。

6月CPIは前年比8.8％プラスと40年振りの高水準との予想がされていますが、事前にある程度織り込ませるために情報が市場に流されておりよほどの結果が出ない限りは大きく崩れることもなさそうです。

とはいえ中国のコロナ、欧州の天然ガスの不足などネガティブニュースが多いことも事実で市場全体は上値が重たくなると思われます。

記：宮本　直輝