3月30日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《引けにかけて値を戻せたのは心強い》

本日の日経平均は、28,027.25円225.17円安と反落して終えました。

昨日の米国株は堅調も、日本は配当落ちもあり下落スタート。その後プラスに転じるも為替が円高に振れていることなども影響し下げ幅を広げました。

しかし、引けにかけて値を戻し最終的には28,000円は維持して終えています。昨日ウクライナ情勢に進展があったことに相場は反応したが、これが地政学リスクの解消に向かうかと言えば時期尚早と思われます。

また米国、日本共にウクライナは少し遠いところにあり、情勢が直接影響するわけではないなか、大きく値を崩していましたがそろそろそのリバウンドも一服しそうです。

本日の米国もCPIの発表も控えていることから上値は重たくなりそうで、今後のFOMCの利上げ幅を判断するうえで慎重になるかと思われます。

記：宮本　直輝