おしらせ
時事通信へコメント寄稿 !
2023年01月10日
弊社、代表取締役である中島 肇が時事通信へ『私の相場観』としてコメントを寄稿致しましたので、以下に掲載いたします。
【大きなボックス展開か=日東フィナンシャルグループ代表取締役・中島肇氏】
2023年の日経平均株価は2万5000円から3万円の大きなボックス相場となるのではないか。
注目の米国市場は、インフレ動向、金融政策の行方、足元の景気減速に伴う企業業績の悪化など不確定要素が多く、春先までは乱高下となりそうだ。また、長期化するウクライナ問題の動向。中国の内部情勢も気掛かりで、状況次第ではサプライチェーンの再混乱につながりかねない。年前半から年央までは引き続き海外情勢に注意が必要だろう。
国内では、年始からの通常国会や春の統一地方選があり、支持率が低迷する岸田政権への先行き懸念が拭えない。こうした内憂外患の状況から、日経平均が高値を追う時期はかなり遅くなるだろう。
グローバルなリスク要因、国内政治情勢に対する不安感が解決に向かえば、日経平均は大きく跳ね上がるだろう。卯年の相場格言である「卯跳ねる」につながっていくことに期待したい。